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氷野杜涼一による創作日記っス。
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 ずっとなにかひっかかっていたはずなのに、それがなんなのかわからないことってあるス。

 拙作「UNKNOWN WORLD」にそれがあったのでス。

 それがなんなのかようやくわかりましたス。

 それはね…ス。

 神格の習合と分離ス。

 書いててアタマこんがらかりつつありましたス。

 ちかぢか、第五章を公開予定ス。物語の原点の物語ス。
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 「HERO」のレジェンドドラマを見ていて思ったのでス。

 あのドラマのおもしろいところは、キムタクがでているとか、松さんがでているとか、法曹界を扱っているからとか、検事って正義の味方とか、そういう設定のオモシロさではまったくなくて、

 「人間ドラマ」

 なんス。

 万人は物語に「人間ドラマ」を求めているんス。

 そうス。そうなんス。(?)

 その社会を知るには、その社会にどのような犯罪があるのかを知ることが、もっとも手っ取りばやいというのを、ミステリかなにかの批評かなにかで読んだ記憶がありまス。

 社会のヒズミで生きていた人間が、なにを憎み、なにを妬み、なにを求めたがゆえ、その犯罪が起こったのか。

 犯罪こそが人間社会を映す鏡ス。

 そもそも犯罪というもの自体が、人間ドラマを秘めているワケなんス。

 で。

 僕も作風を一新して、このブログでちまちま連載しようかと思っていまス。

 「人間ドラマ」のまったくない設定だけの物語を…。(笑)
 ここ数年のことス。

 文学、哲学から心理学、政治経済金融、歴史に社会学、さらには数学、物理と諸学問を横断してきたス。

 趣味と同時に小説のネタ探しス。

 でも、そろそろアカデミックを離れ、サブカルチャーに舞い戻りス。

 マンガ、アニメ、ゲームなど物語を充填していくス。
 最近読んでいる本にジョージ・R・R・マーティン氏の「氷と炎の歌」シリーズがありまス。

 日本では、

 第1部『七王国の玉座』(文庫5冊既刊)

 第2部『王狼たちの戦記』(文庫5冊刊行中)

 
第3部『剣嵐の大地』(単行本3冊)

 まで刊行されている世界的傑作異世界戦記エピックファンタジーっス。

 この物語は主人公とさえ思えていた登場人物の死がつづきまス。さらに主要登場人物たちには過酷な運命が課せられてゆきまス。

 この悲劇の連続=大量死の方法は古くは『三国志』から最近では『バトルロワイアル』。アニメでは『ガンダム』シリーズなどがあげられまス。

 どちらも長らく人気を博しつづけているのは、誰しもご存知かと思いまス。

 人の死は読者を魅了するのス?

 「氷と炎の歌」について、詳しくは早川書房の特集ページをご覧くださいス。
 長らくゲージツについて論じてきたス。

 文学とか、モノづくりとか、詩作とかする人には「あの感じ」はわかってもらえると思うっス。

 「練りあげられた意思」というか、「表現したいもの」というか、とにもかくにも言語にて表現不可能な「あの感じ」でス。

 しかしス。
 
 極上のエンターテインメントは、やや「あの感じ」が薄くてよいのではないかと感じたっス。

 ロイス・マクマスター・ビジョルド女史の『チャリオンの影』上・下(創元推理文庫 鍛治靖子訳)を読んでそれを痛切に感じたっス。

 プロットに力点を置いて、あとは淡々とシーンを描写しているように感じられたス。

 要するに、一語一語の文章作りに意識の力点を置くか、全体の構成作りに意識の力点を置くかの差異だと思われるス。
 やはり、作家は「書き方」が大切で、作品は「書かれ方」が重要なのだと思いまス。

 内容ではなくてス。

 内容は副次的でよいのではないかという思いを強くしたっス。

 なにを書くにせよ「ここでこれを書く」という意識的作意を練りあげて、その想いをベースにしたうえで書くこと。

 問題は、その意識的作意を練りあげるには、いかにすればよいかス。

 僕は、日常生活をいかに意識的に生きているか、それに尽きるのだと思うっス。

 「これからこれをやる。そのあと、あれをやる」というような能動への意志ス。

 寝ること起きることから食事、仕事、勉強、趣味などなどス。

 「なんとなくテレビ…」とかは意識して避ける必要があるっス。

 そうっス。ここにゲージツの秘訣が隠されてる気がするっス。

 練りあげ力を磨くチャンスは至るところにあるっス。

 日々是ゲージツ訓練ス。

 村上隆氏の作品を見ていて思ったことっス。

 あの村上氏の生みだす作品の完成度にはクリエイター諸氏は驚嘆しなくてはいけないっス。

 なにかもう別格の完成度をもっているっス。

 イメージングするだけでカラダがむずむずするような、わらわらするような完成度をもっているっス。

 はりつめた緊張感がスキのない構図に隠されつつも、キャラクターとカラーに不思議と和まされてしまうというか、ほんわかココチイイ完成度っス。

 そんな作品の完成度をフタコトで言ってしまうと、「すべてがあり、むだはない」ということだと思うっス。

 デジタル的にいうところの「1」と「0」その両方を兼ね備えた完成度ということっス。

 いや。完成度というか「完成」っス。

 これっス。ここに創作の秘訣が隠されてる気がするっス。

 創作は「完成」をめざさなくてはいけないものなのっス。きっとそうっス。

 浜崎あゆみさんのライブを見ていて思ったことっス。

 あの「浜崎あゆみ」という作品の完成度にはクリエイター諸氏は驚嘆しないといけないっス。

 彼女は「浜崎あゆみ」という一個の作品として、まれにみる完成度をもっていまス。

 「浜崎あゆみ」自身がでス。歌もすばらしいっスけど。

 クリエイティブに浜崎あゆみさんが「浜崎あゆみ」を創作している感じがしまス。

 創っているといってしまうと、なにやらいやらしい感じがしてしまうっス。

 けれども。

 アーティストとか芸能人の方々っていうのは、自分を一個の「芸術作品」まで昇華させた姿なのだと思うのでス。

 ははぁなるほどここに創作の秘訣が隠されている気がするっス。

 この自分とか作品を内面で練りあげる感じっス。

 練りあげれば練りあげるほど、きっといい作品になるんス。きっとそうっス。



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プロフィール
HN:
氷野杜涼一(ヒノトリョウイチ)
性別:
男性
趣味:
読書と創作
自己紹介:
 第7回スニーカー大賞最終選考候補者のひとり。
 目標は角川スニーカー文庫から本をだすこと。
 ライトノベル作家めざして鋭意創作中っス。
 気軽にコメントくださいっス。
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