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氷野杜涼一による創作日記っス。
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 地球温暖化により、世界は「地獄」化してゆくのではないか、という思いが日に日に強くなっています。

 しかしながら。

 「地球」にしてみれば、大気中の二酸化炭素濃度がいまよりも5倍も濃くて、北極南極の氷がすべて溶けており、深層海流もなかった時代(約1億6千万年前らしい)があったわけで、6度ぐらいの気温上昇は、まったくもって問題ないようです。その時期に対流のない海が、プランクトンなどで淀んで、光合成で太陽エネルギーをためこんだプランクトンが酸欠で死に、海底に蓄積したことで、石油ができてくれたと考えられています。このような大気中の二酸化炭素を減らすシステムが「地球」にはすでに組み込まれているわけです。

 もちろん、6度も気温が上がれば、気候は穏やかではなくなります。異常なスコールや干ばつ、砂漠化が世界のあちこちで頻発しつつ進行するでしょうけれども、「地球」にしてみれば、ただの環境変化の過渡期のひとつにすぎません。ちょっと熱っぽくて顔が乾くなぁという程度です。

 じゃあ、地球温暖化って、だれにとっての問題なのか?

 それは当然、地獄化の使者たる「人間」です。

 もっとも深刻な問題は、「人間」よりも環境の変化に敏感な「植物」です。

 日本でも新潟は米どころではなくなっています。すでにいま米どころは北海道の時代です。それほど、米の生育に適した環境が北へ移動しています。ミカン畑は、より暑さに強いオレンジ畑への転換を余儀なくされています。

 そして日本は食料自給率40%です。

 食糧は基本的に、自国で消費しきれない余りモノを輸出します。

 日本は、世界各国の余りモノを買って食いつないでいるのです。

 海外各国で食料自給率が100%に近づくにつれ、日本では食べるものが露骨に少なくなってゆくはずで、食料インフレを招くのも必至です。貧乏人から餓死してゆくはずです。

 これは由々しき問題です。早急の対策を望みます。
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プロフィール
HN:
氷野杜涼一(ヒノトリョウイチ)
性別:
男性
趣味:
読書と創作
自己紹介:
 第7回スニーカー大賞最終選考候補者のひとり。
 目標は角川スニーカー文庫から本をだすこと。
 ライトノベル作家めざして鋭意創作中っス。
 気軽にコメントくださいっス。
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