WOWOW製作「ドラマW」について

　WOWOWではドラマWといって、小説のドラマ化をしておりまス。

　それらドラマは、民放各局のオチャラケ２時間ドラマとは一線を画しておりまス。

　「長い長い殺人」宮部みゆき
　「孤独の歌声」天童荒太
　「結婚詐欺師」乃南アサ
　「蒼い瞳とニュアージュ」松岡圭祐
　「震度０」横山秀夫
　「４TEEN」石田衣良
　「イヴの贈り物」白川道
　「恋せども、愛せども」唯川恵

　などなどス。

　直木賞系の作家陣の作品だけに、しっかりと人間が描かれているのでス。

　あぁ、人間を描くってこういうことなんだなぁ。

　人間を描くってすごいことなんだなぁ。

　本格ミステリやSFやライトノベルが人間を描いていないって、ケチつけられるのもわかるような気がするなぁ。

　と、ドラマを見ているだけで思ってしまう大変勉強になる作品群ス。

　ようやく「僕」が「私」になりつつあるからでしょうかス。

　そこらへんの凡庸なハリウッド映画などよりも完成度は高いと思いまス。

　今後の作品にも期待したいス。